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W&Hは、包括的な省エネ対策を実施しています。

W&Hは、昨年90万kWhの電力を節約しました。これは、一戸建て住宅約180軒分の年間消費量に相当します。W&H は、自社のエネルギー管理を包括的に最適化し、この高い節電効果を実現しました。スマートな設備や未来志向の技術への投資に加え、具体的な対策、創造的なアイデア、チームワークがこれに貢献しました。

Kober Sixtus, Manfred Kinzl and Mayr Daniel (from left to right) in the production hall.
シクストゥス・コーバー(左)、キンズル・マンフレッド、ダニエル・マイヤーは、W&Hの省エネ対策プロジェクトチームのメンバーです。

W&Hは、プロセス・チェーン全体と、社内の多種多様なプロジェクトを通じ、持続可能性の側面を考慮しています。昨年は、省エネ対策に明確な焦点が当てられました。「私達は、このテーマに1年間集中的に取り組みました。最初のステップでは、私達の消費行動と、どこをより良く管理できるかを調べました」と、W&Hプロジェクトチームのメンバーであるシクストゥス・コーバーは説明します。この分析に基づいて、24の対策が導き出されました。その目的は、生産機械と製造技術の全てを、可能な限り効率的かつ経済的に稼働させ、資源を節約し、会社の環境負荷を低減することにありました。

環境保護のための数々の施策

プロジェクトで特定された対策の多くは、エネルギー使用の最適化、システムの切換え時間調整、各個人の省資源意識の向上、を目的としたものでした。新しい空調設備に10万ユーロを投資することで、年間7万kWhが節約されました。その他、待機電力削減のための生産設備のエネルギー最適化プログラム、空調制御システムの最適化、機械排熱の暖房への有効利用などの対策が講じられました。2023年、W&Hの製造工程のガス消費量は、約70%削減されました。「今後数ヶ月の間に、さらなる対策を実施予定です。W&Hには大きな可能性があります」とW&Hファシリティマネジメントのダニエル・マイヤーは強調します。「持続可能で環境に優しいソリューションを、私達は重視しています。」と、シクストゥス・コーバーは付け加えました。

 Daniel Mayer points to the display of the air compressor.
空調設備の上位制御装置の前に立つダニエル・マイヤー。

W&Hにおける持続可能性の役割

W&Hは、社内の環境マネジメントを積極的に推進することで、エコロジカルで持続可能な目標を実現しています。2022年、W&Hは、高効率の資源プロセスと持続可能なエネルギー構想の拡大が評価され、オーストリア連邦省から環境管理賞を受賞しました。2023年、W&Hは初のサステナビリティレポートを発行し、EMASに準じた環境マネジメントの認証を取得しました。

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